Prizmmy☆
八王子Pとの初コラボでよりダンサブルに進化!

小室哲哉が曲提供したシングル“I Just Wanna Be With You ~仮想と真実の狭間で~”から早1年――4人組ダンス&ヴォーカル・ユニットのPrizmmy☆が、待望の新作となるミニ・アルバム『LOVE TROOPER』をリリースしました! メンバー全員まだ中高生ながら、avex運営のスクール出身ということもあって、歌って踊れる実力派の彼女たち。これまでもTRFのヒット曲をカヴァーした連作シングルをはじめ、EDM流儀のポップなダンス・チューンを連発してきましたが、アニメ「プリパラ」の新エンディング・テーマに起用された表題曲では八王子Pを初めて作曲/編曲に迎え、さらにビキビキ度を増したエレクトロ・ハウスにチャレンジ。意中の人のハートを狙い撃つ少し背伸びした歌詞に加え、MVでのキレッキレなダンスが成長と進化を感じさせるナンバーに仕上がっています。
もちろんその他にも、ネット・レーベルのLowferを主宰するchefobaが手掛けた合唱系アンセム“UNITE”、彼女たちの作品には欠かせないmichitomo製のラップ入り曲“NEO UNIVERSE”といった、すでにライヴを賑わせているフロア仕様のアップを用意。さらには、メンバーのみあとひなが2人で歌うややDoll☆Elementsチックなエレクトロ・ポップ“きゅるりらきゅりら”、彼女たちの妹分にあたる小中学生7人組=プリズム☆メイツの幼さを残した歌声が可愛らしい“全身全霊GO MY WAY”と、michitomo提供によるキュート路線のユニット曲もアリ。待った甲斐ありの充実作となってますよ! *北野 創
OxT
ド派手な展開を繰り広げる熱血ラウド・サウンド!

Sound Scheduleのヴォーカル/ギター担当にして、アニメ/ゲーム・コンテンツにも携わるソロ・アーティストの大石昌良ことオーイシマサヨシ。そして、大ヒットを記録した「けいおん!」の主題歌“Cagayake!GIRLS”をはじめ、アニメ音楽からアイドル~ロック・バンドまでをプロデュースするサウンド・クリエイターのTom-H@ck。この二人が2015年に立ち上げたユニットがOxTだ。彼らの初アルバム『O×T COMPLETE SONGS "ACE OF DIAMOND"』は、その前身とも位置付けられそうなTom-H@ck featuring 大石昌良としての曲も含む「ダイヤのA」関連の楽曲集。“GO EXCEED!!”“Perfect HERO”“KIMERO!!”といったオープニング・テーマ(と、その別ヴァージョン)群は、熱血ギター・ソロや歌いまくるストリングスをふんだんに配してド派手な展開を繰り広げるラウドなロック・チューン。それに輪をかけてエモーショナルに漲るヴォーカルとコーラスワークともども制作者のプログレやハード・ロック趣味が透けているように思うが、一方でダンサブルな電子ロックもあったりと曲調は各々がヴィヴィッド。OxTのスタートダッシュが濃厚に凝縮された一枚となっている。
加えて、直前には彼らの新シングル“STRIDER'S HIGH”も到着。こちらは「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」のオープニング曲で、ザクザクのギター・サウンドにトリッキーな意匠を施したナンバー。もう1曲は爽快なエレポップで、その軽やかな風通しの良さは、OxTの新しい表情と言えるだろう。 *土田真弓
MYTH & ROID
クールな女声を擁するスタイリッシュなノイズ・ロック!

前頁のOxTがある一方、Tom-H@ckは2015年にもうひとつのプロジェクトを始動させている。その名はMYTH & ROID。ブリトニー・スピアーズやビヨンセ、ピンク、アヴリル・ラヴィーンらをルーツに、幼い頃から歌やダンス、ピアノを学んでいたという新進女性ヴォーカリスト、Mayuをパートナーとする2人組だ。昨年のTom-H@ckと言えば、上木彩矢をフロントに据えたUROBOROSのデビュー・ミニ・アルバム『ANOTHER ARK』でもアレンジを担当し、元Asrielの黒瀬圭亮による楽曲にV系とも地続きのモダン・ヘヴィネスなカラーを与えていた。そして、このMYTH & ROIDにおいても基盤にあるのはダークで重厚なバンド・サウンド……なのだが、ウィスパーからパンチの効いた歌唱まで披露しつつ、英詞も流暢に乗りこなすMayuの表現力がキモ。その歌声はワールドワイドな可能性を帯びている。
そんな二人の新シングルは、「ブブキ・ブランキ」のエンディング曲“ANGER/ANGER”。バウンシーなノイズ・ロックにクールなエレクトロニクスを差し色にした同曲に加え、“ICECREAM QUEEN”のほうは初期のアヴリル然としたコケティッシュな西海岸パンクがやたらキュート! この方向の曲ももっと聴いてみたい。 *土田真弓
今月の素敵音楽
from2Dao and more!
昨年末に有明コロシアムでのワンマンを成功させるなど、μ'sを足掛かりとして一気にブレイクした声優シンガーが、前作『Blooming!』から僅か半年強で2枚のコンセプト・アルバムを完成! まず『Sweet Tears』には、エレクトロ・ポップを基調とした可愛らしいナンバーがズラリ。なかでも前作に続いてシンガー・ソングライターの金子麻友美が提供した“笑わないで”は、佐藤清喜の編曲によるPWL風のサウンドを背に片想いの純情をスウィートに歌う、鳥肌の立つ逸品! そして、〈シリアス・ロック〉をテーマに据えた『Bitter Kiss』には、作家陣に黒須克彦や吟(BUSTED ROSE)といった猛者が集結。〈小さなナイフで自分を殺した〉という歌い出しからドキリとさせられる“afraid...”を筆頭に、ハードなギターに独特の高音ヴォイスが絡まる挑発的な内容に。愛嬌たっぷりな普段の雰囲気とは異なるビターな佇まいに、胸の鼓動が高まるはず! *北野
「昭和元禄落語心中」のオープニング・テーマとなった場末感漂うジャズ歌謡は椎名林檎のプロデュース。斉藤ネコが編曲で参加した気怠いシャンソン風味の“我れは梔子”も含めて、粋な〈昭和〉を体現した2曲はまさに林檎印。その記名性すらモノにして、これまでになく官能的な表情を見せる主役の歌唱にも悶絶します。 *土田
μ'sで人気の声優が満を持してソロ・デビュー! 品の良いピアノ・ポップに乗せて〈好き!〉の気持ちをキュートに振りまく表題曲、サビの〈You Lyrical!(=ユリカ)〉というフレーズで思わずコールしたくなる80sアイドル・ソングっぽいカップリングと、ベタ甘な歌声&やけに距離感の近い歌詞にドギマギしてしまうシングルです! *北野
昨年の初アルバム『EMUSIC』に続き、Elements Gardenがバックアップしたシングル。「ラクエンロジック」のエンディングを飾る表題曲は主役の少しハスキーなヴォーカルが映える凛々しいアップで、音大で鍛えられた伸びのある美声を堪能できます。一方の“つなぐメロディー”では作詞にも挑み、μ'sの先を見据えた感もあり。 *北野
「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」から派生した声優ユニットのラスト・アルバムは、その名の通り、楽曲から滲む〈青〉の陰影が美しい一枚。冒頭の煌びやかなダンス・ポップ~ノスタルジックなミディアムから切なさが全開だけれど、トリオ、デュオ、ソロといずれの形態においても可憐な歌唱が、フィナーレを清々しいものに。 *土田
「紅殻のパンドラ」の幕開けを飾る“hopeless”は、テクニカルなピアノが駆け巡るアグレッシヴなジャズ・ロック調の楽曲といい、〈詰め込み型〉の歌メロといい、攻めたプロダクションに痺れます。同時収録の“薔薇の腰かけ”もリズム・アレンジがおもしろいなあと。ほか、A-beeによるビートを強調したリミックスなども! *土田
〈春〉をテーマにしたミニ・アルバム。和琴が雅やかに踊る桜ソング“ひらひら ひらら”を除き、松田聖子“赤いスイートピー”などの名曲カヴァーで構成されており、なかでも松たか子“明日、春が来たら”は2人の柔らかなハーモニーが日だまりを思わせる名唱に。アニメ・ファン的にはNIRGILIS“sakura”の収録も嬉しいところ! *北野
素顔を隠したヴィジュアルと蒼く力強い歌声に、初期の藍井エイルを思い出さずにはいられない女性シンガーが、「金田一少年の事件簿R」の主題歌でデビュー。新環境に向かう決意をロッキッシュに表現する表題曲と、思うように笑えない少女の希望を描いたLast Note.提供のバラード――対照的な2曲を歌いこなす実力は本物です! *北野
続編のアニメも期待大なゲームアプリ「SHOW BY ROCK!!」に登場する4人組バンドの初シングルは、2曲共に作曲をfox capture planのカワイヒデヒロが、作詞/歌唱をfcpの作品にも客演していたChihiroが担当。弦楽隊を交えて疾走するサウンドに、流麗なメロディーと明度の高いヴォーカルが映えています! *土田
全身義体の少女とアンドロイド・ガールによる「紅殻のパンドラ」のエンディング曲は、〈これぞテクノ・ポップ!〉と言いたいTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND製の電気仕掛けな逸曲。別の女子キャラ3人が歌うハウシーなカップリングは、アイドル・グループにも似合いそうなヴォーカル・フォーメーションが楽しい! *土田














