タヒチ80やカーディガンズ作品を北米でライセンス・リリースするシカゴのレーベルから、インドネシア生まれのシンガーがアルバム・デビュー。AI“ハピネス”にトロピカル要素を加えたみたいなナンバーや90sスウェディッシュ・ポップ風など、元気モードも素晴らしいけど、シャーデーをモチーフにしたような気怠いインディー感覚が特に冴えている。うまく化ければマレーシアのユナに続く存在となるかも。