本名に名義を戻しての4曲入りEPもやはり電子路線。RZA監督の映画「アイアン・フィスト」で使用されていた冒頭曲は、アシッド・ハウスなトラック上でジョンがヴォーカルを披露するファン垂涎の逸品だ。残りのインスト3曲も同系統の音なのだが、ところどころでレッチリ時代を彷彿とさせる物憂げな旋律が飛び出し、実に美味。マスタリングは音響テクノの巨匠、ステファン・ベトケが担当している。
ジョン・フルシアンテ、本名に戻してなお電子路線ゆく新EPはアシッド・ハウスなトラック群の随所でレッチリ時代思わせる物憂げな旋律も
Acid Test/Absurd/Pヴァイン