トゥアレグ人ギタリスト/シンガーのアナナ・アルーナを中心に、アフリカやヨーロッパ各国のミュージシャンが集ったグループ。〈砂漠のブルース〉の文脈で欧米では人気を博しているのだが、このセカンド・アルバムはより音がラウド&重たくなっていて、どことなく70年代の英国ハード・ロック的な雰囲気すら漂っている。言うなれば〈砂漠のヘヴィー・ロック〉!? ジャック・ホワイトも嫉妬するに違いない。