ロバート・プラントとのコラボ盤などを挿み、ソロ名義では実に18年ぶりのニュー・アルバムだ。ブレンダ・リーやビル・モンローなどのカントリー/ブルーグラス古典を、オーセンティックなジャズ・シンガーの如き佇まいで披露。ユニオン・ステーションを引き連れている時の彼女とは、やはりひと味もふた味も違う。ほとんどが失恋ソングということもあり、いつになくセンティメンタルな歌唱がたまらなく良い。

 


グラミー史上最多受賞女性アーティスト(2位はビヨンセ!!)であるアリソン・クラウスのキャピトル・レコードからの第一弾。ウィリー・ネルソンなどを手掛けるナッシュビルの大御所プロデューサー、バディ・キャノンとの全面コラボによる珠玉のアメリカーナ・クラシック・トリビュート作品。グレン・キャンベルの代表曲“ジェントル・オン・マイ・マインド”、そしてエディ・アーノルドやレイ・チャールズなどのヒットで知られる“ユ ー・ドント・ノウ・ミー”など古くから親しまれるカントリーやブルーグラスの名曲を、優しく美しい歌声で力強く歌い上げる。