〈ロッ研〉部員たちの会話のなかに出てきた関連作品をご紹介!

NED DOHENY 『Hard Candy』 Columbia/ソニー(1976)

スティーヴ・クロッパーのプロデュースによる超名盤! 鮮烈なアートワークはボズ・スキャッグス『Silk Digrees』も手掛けたフォトグラファーのモシャ・ブランカですよ。6月後半にBlu-spec2仕様でリイシューされる予定なので、こちらもマスト! *雑色理佳

 

JAMAICA 『Ventura』 Ctrl Frk/KSR(2014)

ネッドさんのアコースティック・ギターをシンセに置き換えてみたら、ジャマイカやフェニックスといったフレンチ・ロック勢みたいになる気がするのですが……どうでしょう。ちなみに、この2作目での大らかなサウンドはLAレコーディングの賜物です。 *梅屋敷由乃

 

WOUTER HAMEL 『Pompadour』 Dox(2014)

ジャズやソウルのフレイヴァーを洒脱に採り入れたサウンドと、甘くジェントリーなヴォーカルがネッド・ドヒニーを思わせますよね~。特にタイトルからしてモロな“Hollywood”は、〈マイケル・マクドナルドmeetsネッド〉な西海岸AORマナーの逸品! *雑色理佳

 

BING JI LING 『Sunshine For Your Mind』 RUSH!/AWDR/LR2(2014)

『Separate Oceans』にもデモ版が収録されている“If You Should Fall”を、近年屈指のメロウ・グルーヴ職人が本作でアコギ片手にカヴァー。跳ねるようにポップなメロディーを活かしたストレートな解釈が、とても心地良いです。 *逸見朝彦

 

DONAVON FRANKENREITER 『Live At The Belly Up』 SURFROCK(2014)

躍動感溢れるアコースティック・グルーヴの正統継承者だよな。サーフ系のなかでもっともAOR的な人だし。ネッドよりドノヴァンのほうが男臭いけど、音楽性の相似はリリースされたばかりのこのライヴ盤でも感じ取れるぜ! *鮫洲哲