先行シングル群、さかなクンがサックスを披露するCM曲、TAKUMA(10-FEET)をフィーチャーした新曲と、話題曲が満載の20作目。パンク精神で結ばれたKen Yokoyamaとの一体感や尾崎世界観の圧倒的な異物感も痛快だが、昭和歌謡のヒロイン的な色気を見せる片平里菜との“嘘をつく唇”は、両者にとって最良のコラボだったと改めて納得。初出のインストはハッピーでスリリングな変わらぬスカパラ節で、安定感抜群だ。