ポール・クックの愛娘をユースがプロデュースしたということで、ロック好きからも注目されている3年ぶりの新作。UKラヴァーズの王道を行くスタイルに大きな変化はないものの、プリンス・ファッティと組んだ過去2作と比べて音がグッとクリアになり、多種の楽器によるメロディーを重層的に響かせながら洗練味を手に入れた印象です。リヴァーブをゴッテリかけた憂いのある高音ヴォイスもイマの時代にフィットしそう。