これぞブラジリアン・ジャズの最先端! エグベルト・ジスモンチやエルメート・パスコアル、モアシール・サントスといった革新的で偉大な先人たちの系譜に連なる若きピアニストの2ndアルバム。アフロ・ブラジリアン音楽〈マラカトゥ〉を中心に、現地のリズムやダンス・ミュージックが持つディープかつパーカッシブなリズムを大胆に取り入れた革新的なサウンド。複雑な変拍子を駆使した緊張感あふれるアンサンブルや、驚異的なインプロヴィゼーションによるピアノ・プレイは圧巻で、ピアノ・トリオというフォーマットの全く新しい可能性を感じることの出来る作品。