14年ぶりの復活作となった前作から4年ぶりの新作。ジェフ・リン自身がほぼすべての楽器を演奏し、メロディアスな楽曲を彩る煌びやかなコーラスとシンセ、あの強烈なドラム・サウンドなど、どこをどう切ってもELO節が満載の快作に。聴きどころは彼のヴォーカルで、いままで以上にディープで感傷的な歌い方は過去にはないもの。キャリア中もっとも涙腺の緩むアルバムと言ってもいいほどですね。