待望のサード・アルバムはデビュー作でタッグを組んだコーラルのジェイムズ・スケリーとリッチ・ターヴィーがプロデュースを担当。前作までのサイケでナイーヴな面は残しつつ、今回は陽のヴァイブスを持つ緩くて甘めのサウンドに驚き。絶妙にブレンドされたトロピカル、ネオアコ、そしてアメリカーナなどの新味も刺激的で、さらにメロディーも良いと来た。いかにも英国バンドっぽい野心と普遍性を兼ね備えた傑作ですね。