
新型コロナウイルス感染拡大に際して、数多くのライブが中止および延期という状況に陥っており、悔しい思いをしている人が多いかと思います。かくいう自分も、3月3日に行く予定だったニュー・オーダーの来日公演が延期に……。2020年上半期の最大の楽しみだったので落胆していますが、こればっかりはしょうがない。音楽好きは、こういうときに〈音楽を聴く〉ことでしかその思いを払拭できない。いや、そんなことはないか。酒を飲むとか、ギャンブルするとか、犬を愛でるとか。
と、ダラダラ書いていますが、何が言いたいかというと、プレイリスト機能などを活用して脳内ライブを開催してみませんかってこと! というわけで、今回はニュー・オーダーの〈オレ空想ライブ〉にお付き合いいただけますと幸いです。
まず、自分が行こうとしていた3月3日の公演にはスペシャル・ゲストとして石野卓球の出演が決まっていました。おそらくDJでのパフォーマンスだったかと思いますが、2016年に開催された来日公演のDJではコン・カンの“I Beg Your Pardon”(88年)やディヴァインの“Love Reaction”(83年)をかけていた記憶があるので、そのあたりを最初に聴いておいて気分をアゲておくのもベターかと。
で、ニュー・オーダーですが、オープニングはどの曲でスタートするのか。『Music Complete』に収録された“Singularity”(2015年)もいいし、初期の名曲“Ceremony”(81年)もいいですが、ここはベタに“Regret”(93年)で大合唱といきましょう。
その後は、未発表音源アルバム『Lost Sirens』の“Sugarcane”(2013年)や映画「24アワー・パーティー・ピープル」のテーマ曲“Here To Stay”(2002年)、日本語詞ヴァージョンも話題になった『Waiting For The Sirens’ Call』の“Krafty”(2005年)なんてどうでしょうか。
また、シングル“World In Motion”(90年)のリイシュー盤のカップリングに収められた“Such A Good Thing”(2002年)という、隠れた人気曲が演奏されたら失禁必至です。
中盤以降は、“5 8 6”(83年)“The Perfect Kiss”(85年)“Fine Time”(88年)“Bizarre Love Triangle”(86年)など、ダンス・クラシックの乱れ打ちで踊ろうではありませんか!
最近のニュー・オーダーのライブで楽しいのは、これらの楽曲のアレンジがアップデートされているところ。“Bizarre Love Triangle”なんて今のヴァージョンがベストと断言したいくらい。ヒョコヒョコ踊りながら歌うバーニーが味わい深いんですよね。
その後は、やけに感動してしまう“Your Silent Face”(83年)やヒット・シングル“True Faith”(87年)を経て、本編ラストの“Temptation”(82年)で再び歌いましょう。バーニーが曲後半で叫ぶ〈ワン、ツー、スリー、フォー!〉がかっこいいんですよ。
アンコールは、“Transmission”(79年)“Blue Monday”(83年)“Love Will Tear Us Apart”(80年)という、サプライズはないけど文句もない、絶対に盛り上がる曲でフィニッシュ。
全体的に、驚くような楽曲が少ない気もしますが……。今後、生で何度も観られるバンドではないので、あえてベスト盤的な曲で構成してみました。完全に個人の妄想ですが、意外と時が経つのを忘れて楽しめますよ。NO好きで集まって、酒でも飲みながらデタラメ英語で歌うのもいいかもね。知らんけど。