ワーナーミュージックの洋楽カタログからベスト盤を厳選して届ける〈ヨウガクベスト〉シリーズが久々に登場! 古今東西のベストな顔ぶれをベスト・アルバムで堪能しよう!
洋楽のベスト・アルバムなので、そのまま〈ヨウガクベスト〉。このシリーズの主旨はワーナーミュージック・グループが誇る古今東西のさまざまなカタログから、アーティストごとのベスト盤だけを選りすぐって紹介するというユニークなもの。2017年にシリーズ第1弾となる50作品がリリースされ、翌2018年には第2弾として25作品がラインナップに加わっていたが、今回はおよそ8年ぶりとなるシリーズ第3弾で、8月5日に全25タイトルのベスト盤がリリースされることになる。
ジャズの巨人から説明不要のスーパースター、長いキャリアを誇る大物、短期間に華々しく燃えた人気者まで、その顔ぶれは時代もジャンルも多種多様。ここではその全タイトルを簡単に紹介してみよう! *bounce編集部
全世界のアルバム・セールスが4,000万枚を超え、グラミーで7冠に輝いた個性派女性シンガー・ソングライターが、マーヴェリックで過ごした絶頂期の10年を網羅できるベスト盤。世界を席巻した“You Oughta Know”や“Ironic”などの代表曲はもちろん、サントラのみの収録曲や新録となるシール“Crazy”のカヴァーも収められ、その奥深い表現力を改めて確認できる集大成の一枚だ。
ボサノヴァの生みの親としても知られる歴史的な偉才ながら、名前は誰でも知っていても門外漢にはどこが入り口なのかわかりづらいアーティストのひとりかも? こちらは65〜67年にワーナーに残した名曲たちをジョビン本人の歌声で堪能できる究極のベストで、アルバム未収録だったポルトガル語ヴァージョンも収録されている。文字通りコンポーザーとしての凄さも伝わるであろう必携盤だ。
70年代から80年代初頭にかけて活躍した英国ハード・ロックの雄による手軽なベスト盤で、タイトルが示している通り、ポール・ロジャースの在籍した黄金期のアルバム6枚から厳選された全10曲が収録されている。デビュー・シングル“Can’t Get Enough”や“Feel Like Makin’ Love”など彼らならではの骨太かつブルージーな魅力を手軽に味わえるはず!
デビュー曲“I Wanna Be Down”やモニカとの歴史的デュエット“The Boy Is Mine”など最初のアルバム4枚からのヒットを網羅した、90〜00年代のR&Bを代表する人気者のベスト盤。サントラ収録の大物コラボとなる“Missing You”やクインシー・ジョーンズのアルバムで披露したマイケル・ジャクソン“Rock With You”のカヴァーなどオリジナル・アルバム未収録の曲も楽しめる。
昨年のクリスマスを前に逝去した英国の名シンガー・ソングライターが80年代に残した初のベスト盤。単にヒット曲をコンパイルするのではなく、それ以前からのレパートリーを当時の円熟したバンド演奏と洗練されたアレンジで再録して聴かせるのがポイントだ。シブい歌声とスライド・ギターの魅力に溢れた入門編にも最適な一枚だろう。もちろん“Driving Home For Christmas”も収録。
アイルランドの3姉妹と兄によって結成され、ケルト音楽をベースにメインストリームで成功した4人組の究極ベスト。“Runaway”や“Only When I Sleep”“Breathless”などの代表的なヒットはもちろん、ボノ(U2)を迎えた“When The Stars Go Blue”やインストのトラッド曲も収録。モダンなリミックス・ヴァージョンが多いこともあって、起伏に富んだ美しい流れにじっくり浸れるはず。

フュージョンの第一人者となるアルト・サックス奏者がジャズ・チャート首位を連発していたワーナーでの黄金期を追体験できるベスト・アルバム。マーカス・ミラーと組んだグラミー受賞曲の“Chicago Song”など当時の代表曲を満載し、都会的なサウンドが洗練を極めてスムース・ジャズを形成していく時代の流れもゆったり堪能できる。この方面に詳しくない人も必聴の洒脱盤だ。

日本生まれのテイ・トウワが在籍し、カラフルな音世界とサイケで多国籍なヴィジュアルも手伝ってハウス・ミュージックをポピュラーなものにしたNY産ユニットの濃く短いキャリアを網羅したベスト盤。全米4位のヒットを記録した“Groove Is In The Heart”をはじめ、多彩な要素を融合した色鮮やかな楽曲群に踊らされる。90年代クラブ・カルチャーの熱気を追体験できる一枚。
プログレッシヴ・ロックの雄から世界的なポップスターへと変貌を遂げたバンドの歩みを駆け足で辿れるベスト盤。“Invisible Touch”や“I Can’t Dance”などフィル・コリンズが歌うトリオ時代のシングル・ヒットを中心にしつつ、ピーター・ガブリエル時代の名曲“I Know What I Like (In Your Wardrobe)”も収めるなど、限られた時間内で壮大な歴史を一望できる便利な一枚だ。
その表題が示す通り、デビュー10周年を記念したシングル・コレクション。デル・ザ・ファンキー・ホモサピエンとのデビュー曲“Clint Eastwood”やデ・ラ・ソウルとの代表曲“Feel Good Inc.”など初期の定番ヒットから、アルバム未収録だったデイリーとの“Doncamatic”まで満載。オートメイターやデンジャー・マウスらと組んでいた時代ならではのサウンドも現在と聴き比べたい。
唯一無二のハスキー・ヴォイスでキャリアの浮き沈みを乗り越えてきた名シンガーの、キャピトル時代を中心としたベスト盤。映画「愛と青春の旅だち」(83年)の主題歌として全米1位に輝いたジェニファー・ウォーンズとのデュエット“Up Where We Belong”はもちろん、“Unchain My Heart”や“When The Night Comes”など深い円熟味に溢れた歌唱そのものの魅力に惚れる一枚だ。

今年でちょうど生誕100年、来日60年記念! これまた門外漢には入り口がわかりづらいアーティストかもしれないが、59〜61年にアトランティックに吹き込んだ創造性豊かな名演をコンパイルし、“Giant Steps”や“My Favorite Things”などの代名詞的なパフォーマンスを収めたこちらのベスト盤はそのひとつの扉になるかも!
ポスト・パンクの伝説として知られるジョイ・ディヴィジョンと、その悲劇的な終わりから発展して世界的な大物へと進化していったニュー・オーダー……連続性を持った2つのバンドのキャリア・トータルでの音楽的変遷を体感できる、ありそうでなかったベスト・アルバム。繋げて聴くことで新たな発見もあるかも?
“Too Shy”の大ヒットでアイドル的な人気を集めたUKのシンセ・ポップ・バンド=カジャグーグーと、そこからすぐに離脱して映画主題歌“Never Ending Story”のヒットを飛ばしたフロントマンのリマール、その双方のシングル曲などをコンパイルした便利なベスト盤。互いに全盛期は短かったものの、80年代ならではの刹那的な輝きはいま聴けば新たな煌めきを発見できるはず!
PWLから数えてのキャリア25周年を記念してリリースされたベスト盤。初期の代表曲“I Should Be So Lucky”から、パーロフォンに移って記録的な再ブレイクを果たした“Spinning Around”〜“Can’t Get You Out Of My Head”まで、21曲のヒットを厳選収録。華やかなポップ・アイドルからダンス・ミュージックの女王へと進化を遂げていく軌跡を網羅した究極のコレクションだ。
ニューオーリンズ・ファンクの象徴として名を馳せるバンドの黄金時代を網羅したベスト盤。サンプリングの定番ネタとしてヒップホップ方面でリヴァイヴァルした“Cissy Strut”をはじめ、緻密に計算されたタイトで痛快インスト・ファンクの名品や歌心に溢れたソウルフルで滋味深いサウンドまで、ワン&オンリーな極上のグルーヴを体感できる。一家に一枚クラスの必携盤だ。

名盤『Tutu』から遺作『Doo Bop』まで、巨匠マイルスがキャリアの最晩年に築いた革新的なチャレンジの数々に加え、当時未発表だったライヴ音源なども収められたワーナー在籍時のベスト盤。後進のプレイヤーたちと組んでシンセサイザーや打ち込み、ヒップホップを導入するまでに至った足取りの集大成が確認できる。
盟友ティンバランドのビート革命を最前線で推進し、さまざまなアーティストと共に革新的なR&B/ヒップホップ表現を追求してきたリスペクタブルな才能。この初のベスト・アルバムでは、“Get Ur Freak On”や“Work It”など6枚のアルバムに残された大ヒットの数々を一網打尽で楽しむことができる。この後いまだにアルバムを出していないミッシーだけに節目としても重要な一枚だ。
ジェネシスで活動しながら始めたソロ・キャリアの躍進ぶりを一望できるベスト盤。オリジナル・アルバム未収録の名曲“Against All Odds (Take A Look At Me Now)”を筆頭に“Another Day In Paradise”などおよそ半数の楽曲が全米1位を獲得しているという凄まじさを改めて実感したい。ベイビーフェイスの制作で新録されたシンディ・ローパー“True Colors”のカヴァーにも注目。
アイリッシュ・トラッド・パンクの帝王として、80〜90年代初頭までの欧州ロック・シーンで唯一無二の存在感を放った酔いどれバンドのベスト盤。永遠のクリスマス・ソングとして愛されるカースティ・マッコールとの“Fairytale Of New York”をはじめ、ケルト・フォークとロック・バンドのスタイルを融合して彼ら固有の人間味や詩情が伝わる人気ナンバーが多数収録されている。
若き天才がポップ・ミュージックの革新者として成功していく過程を記録したワーナー時代のベスト・アルバム。飛躍の時代を象徴する“1999”や全米No. 1を記録した“When Doves Cry”や“Let’s Go Crazy”“Kiss”、さらには90年代に入ってからの“Gett Off”や“Diamonds And Pearls”といった進化系サウンドの名曲群まで、めくるめく進化の軌跡を一気に体感できる入門盤だ。
鮮烈なデビューを果たしつつも96年に解散したオックスフォード発の4人組バンドが、TV番組企画での再会をきっかけに出したベスト・アルバム。初期のシューゲイズからよりサイケなスタイルへ傾倒していく中期の楽曲までを網羅し、轟音ギターと美しいメロディーが共存した名曲の数々が楽しめる。本作での和解が2014年の再結成に繋がった意味でも重要だ。
スウェーデン出身アーティストとしてはアバに継ぐ海外での成功を手にしたとされる男女デュオの、結成20周年を記念してリリースされたベスト盤。全米1位を獲得した“The Look”をはじめ、日本でも人気を博した代表曲の数々を完全に網羅しつつ当時の新曲も含めた20曲が満載されている。心に響くバラードと弾けるポップ・ロックの両面が存分に堪能できる究極のベストだ。
英国を代表するポスト・パンク・バンドのひとつとして後世のバンドにも絶大な影響を与えてきたストラングラーズのベスト・アルバム。初期の攻撃的なパンク・ナンバー“Peaches”から優美な旋律で迫る“Golden Brown”まで、時代の流れに応じて変化していったバンドのスタイリッシュで幅広い音楽的変遷が凝縮されている。一筋縄ではいかない彼らの歩みが追体験できる濃厚盤。
ソロとして復活を遂げた80年代の精力的な活動を網羅し、まさに全盛期の濃厚な足取りを確認できる初のベスト・アルバム。映画「マッドマックス/サンダードーム」主題歌として名高い“We Don’t Need Another Hero (Thunderdome)”などのオリジナル・アルバム未収録曲から、アイク&ティナ時代の“Nutbush City Limits”の90年代ヴァージョン、新曲まで風格を見せつける。




















