UKエレクトロニック・ミュージックを代表する重鎮の17作目。ゲストにロジャー・イーノやシステム7のスティーヴ・ヒレッジ、ミケット・ジローディを迎えているところも注目すべきだが、アヘン戦争の引き金となった東インド会社をイギリス王室が支持していたことに対する抗議をテーマとし、その示唆的なアートワークも含めたコンセプト・アルバム的な作りも見逃せない点だろう。