Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、6月29日~7月5日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
赤西仁 『Me』 直球のEDMから真摯なバラードまで貪欲に攻める自主レーベル設立後の初アルバム
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2JAPAN
町あかり 『ア、町あかり』 電グルの大抜擢で注目集めた平成生まれの昭和歌謡アイドル、中毒性たっぷりの快作
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3JAPAN
BiSH 『Brand-new idol SHiT』 BiSに代わる〈新生クソアイドル〉の初フル作は、生き急がんばかりの輝きで心震わせる名盤
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4OTHER
「ヒップホップ・ドリーム」 鎖GROUPのボス=漢 a.k.a. GAMIが、少年時代~MSC結成の物語~往時のビーフなど赤裸々に綴った自伝
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5JAPAN
モーモールルギャバン 『シャンゼリゼ』 凡百のバンドと一線を画す批評性も再確認できる見事な復活作
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6DANCE / ELECTRONICA
トーチャード・ソウル 『Hot For Your Love Tonight』 生音ハウス・グルーヴにブギー~ファンク取り入れた新作
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7JAPAN
タルトタタン 『シロ・デューサー』 元イースタンやザゼンのメンバー迎えオルタナ色も強まった不思議&キュートな新作
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8JAPAN
TWEEDEES 『The Sound Sounds.』 沖井礼二と清浦夏実の新バンド初作は、両者の魅力が良い化学反応生んだ直球ロマンティック盤
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9POP / ROCK
エヴリシング・エヴリシング 『Get To Heaven』 緻密なアンサンブルに磨きを掛けてさらにスケールアップした現時点での最高傑作
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10R&B / HIP HOP
ピート・ロック 『Petestrumentals 2』 ディラへ贈る曲も収めた、ヴェテランの次章感じるストイックな仕上がりのインスト名盤続編
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11WORLD
ジョアン・サビア 『Nossa Copacabana』 ビーチにいるような開放感、リオ出身SSWの極上MPB作
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12JAZZ
デワ・ブジャナ 『Hasta Karma』 インドネシアのギタリストがA・サンチェスら迎え、さらに進化した孤高のギター音楽聴かせる新作
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13JAPAN
ryo fukawa 『life is music 3』 paris matchのミズノマリやLampの榊原香保里ら参加、夏感じさせる瑞々しい楽曲揃えた新作
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14JAPAN
KOJOE×Olive Oil 『HH』 予定調和ではないラップとトラックの噛合せがまるでジャズ・セッションのようにスリリングな新EP
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15DANCE / ELECTRONICA
オーブ 『Moonbuilding 2703AD』 10分超えトラックで構成した新作は、スペイシー&ディープな音響空間にドップリとハマれる逸品
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16OTHER
「ローリング・ストーンズを経営する」 金融に生きてきた男がストーンズの財務アドヴァイザーを務めた68年~2008年までの回顧録
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17WORLD
BEBEL GILBERTO 『Tudo』 カシンらお馴染みの面々も参加、ブラジル音楽シーン女王の5年ぶりオリジナル作
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18JAPAN
MUCC 『T.R.E.N.D.Y. -Paradise from 1997-』 無尽蔵に多彩な音楽取り込み先端の音として表現する雑食性深化した新作
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19POP / ROCK
カーリー・レイ・ジェプセン 『Emotion』 80sポップス的なキラキラ告白ソングにプリンス風バラードも◎な新作
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20JAPAN
忘れらんねえよ 『犬にしてくれ』 NARASAKIプロデュース、暴走ナンバー&胸キュン・メロにヘタレ歌詞がいっそう光る力作
1位は、赤西仁が設立した自主レーベルGo Goodからの初フル・アルバム『Me』。ミニ・アルバム『Mi Amor』から半年ほどのスパンで登場した本作は、全曲の作詞/作曲/プロデュースを赤西本人が手掛けており、パーカッシヴなダンス・チューンや直球のEDMから、カントリー調のバラードまで、彼の旺盛な創作意欲が窺える内容となっています。前週トップのBiSHを抑えて2位に食い込んだのは、衣装も含めて手作りで活動してきた〈平成生まれの昭和歌謡アイドル〉で、ユーモラスなメロディーと独特な歌詞のコンビネーションにハマる人が続出した“もぐらたたきのような人”で知られる町あかりのメジャー・デビュー盤『ア、町あかり』。4位には、鎖GROUPのボスである漢 a.k.a. GAMI(MSC)がコクのある半生を赤裸々に語った自伝「ヒップホップ・ドリーム」がランクインしています。
ほかにも、モーモールルギャバン、タルトタタン、TWEEDEESといった日本人アクトの新作が上位を賑わすなか、生音でのハウス・グルーヴに定評のあるブルックリンのライヴ・バンド、トーチャード・ソウルの6年ぶりのオリジナル・アルバムが6位に。以前からアシッド・ジャズ~ソウル系バンドの作品に人気が集まる傾向のあったMikikiランキングならではの結果? また、ピート・ロック、オーブ、カーリー・レイ・ジェプセンの新作や、ローリング・ストーンズ関連の書籍など、欧米のビッグネームのアイテムが並ぶなか、ジョアン・サビアやベベウ・ジルベルト(共にブラジル)らの過去のレヴューが再浮上しています。