こんにちは、TOWER DOORSスタッフです。
先日、横浜のB.B.STREETでBearwearと行ったワークショップを、TOWER DOORSの総合チャンネルでポッドキャストとして公開しました。音楽業界の現状や世界的なカルチャーの変容について、ミュージシャン、メディア、ライブハウスの視点から語ったものです。具体的には、新型コロナウイルス感染拡大の影響による配信の取り組みや、海外のチケット・アプリ、メディアとアーティストの関係性、デジタル・ディストリビューションについてなど。1時間と長尺ですが、外出が難しいいまこそ自宅で楽しむのにぴったりなコンテンツです。アーティストにとっても、音楽ファンにとっても楽しめる内容だと思うので、ぜひチェックしてみてください。
〈TOWER DOORSってどんなふうに使うの?〉と思った方は、矢部ユウナさんにご協力いただいたこちらの記事をどうぞ。
今回もTOWER DOORSが注目する新人アーティストへのメール・インタビュー企画〈6つの質問〉をお届けします。今週の主人公は、“my mind”を提供してくれたPOLYです。
POLYは、やすだちひろによるプロジェクトで、ファッション・音楽・アートなどを一つのカルチャーとして捉え、さまざまなコンテンツを融合させながら制作・発信を行っています。
POLYとしての活動は、ファッション・ブランドの立ち上げからスタートし、その後音楽活動も始め、レコーディングからパッケージングまで、すべて自主制作によるCD『MIRROR』を2020年3月にリリースしました。
POLYの音楽の魅力は、甘くてリラクシンな気取らない歌声と、彼女の視点から綴られたリアルな歌詞です。エレクトロ・ポップからヒップホップまでを取り込んだベッドルーム・ポップ・サウンドと、中毒性たっぷりのメロディーもたまりません。カヴァー動画がInstagramで話題を呼んだシンガー、kojikojiに続く逸材だと思います。
それでは、POLYの魅力に〈6つの質問〉から迫ってみましょう。
1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。
「出身は兵庫県です。音楽活動を始めたきっかけはバンドで(MINT mate box)、4年前メンバーをSNSで探し、DMで誘って始めました。ベースをやりたいと言いつつ、メンバーには当時ベースを持ってすらいない状態で声を掛けたので、なぜOKの返事をもらえたのかは謎です。去年そのバンドが解散して、でも音楽は続けたかったので新しくこのプロジェクトを始めました」
2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?
「沢山いますが一番はtofubeatsさんです。サウンド面の影響もそうですが、私は歌が得意ではないので、POLYを立ち上げようと思った時も最初は歌うつもりは全く無くて。でもいざ作品を作るってなった時に、やりたい事がインストやトラックメイクではなかった事、基本軸として一人で動きたかった事、ライブをやりたかったので全曲ゲストボーカルを招く等なると現実的では無いという事に悩んで……。
そんな時にtofubeatsさんのオートチューンについて話しているインタビューに出会って自分で歌うことを決めました」
3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?
“my mind”
「自分が自分に自信を持って生きていくためのマインドをまとめたものという感じです。〈真冬にキャミソールくらい寒いギャグとばすあの人にだってsmile聞こえないわ〉っていう歌詞があるんですけど、これくらい頭の中だけでも自分が嫌いな人の事を小馬鹿に出来ていると心の健康って保てないですか……?(笑)私が感じることも、正解も、楽しみも私自身が決めていくからっていう曲です」
4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?
「SNSでしか繋がっていないしもう大人気ですけど、今一番はkojikojiちゃんです。大好き。ファン」
「あとはASOBOiSM、SHE IS SUMMERとか。友達はバンドやってる子がほとんどでまだPOLYの音楽性が似ているようなお友達は少ないので、そっちもこれから広がっていったらいいな。バンドだったら、最近は赤い公園のライブがカッコ良すぎて泣きました。友達のあんなかっこいい姿を見るのは刺激にしかならないですね」
5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?
「chelmicoさんやBASIさん、クボタカイくん、pinokoさんような、ラップ、、というかメロディラップが特に好きなんですけど、そんな中YouTubeのおすすめで突然出てきたsloppy dimというアーティストがめちゃくちゃ良くて、、。
まだ知っている人はそこまで多くないと思うんですけど、Spotifyでもリスナー数の割に再生数の伸びがとても早いし、きっとすぐ人気出るんだろうなと思いながら聴いています。“ランデブー”という曲がめちゃくちゃ好きです」
6. ライヴやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。
「新しくはじめたばかりでまだ出来ていなんですけど、準備が整い次第ライブは早くやりたいなと思っています。あと、とにかく物を作る事が好きで洋服のデザインや最近は絵を描いたりもするので、そういう音楽以外の部分も自由に広げてやっていきたい。POLYの軸はもちろん音楽と服だけど、それだけを〈突き詰めてやって行こう!〉ではじめたものじゃないので、もっと色んな世界を見たいし、徐々に日本以外でもやっていきたいと思っています。あと、誰かと一緒に何かを作り上げていく楽しさみたいなものに最近はすごく魅力を感じているので、コラボなどもどんどん増やしていけたらいいな」
影響受けたアーティストにtofubeatsを挙げていたのが、とても意外でした。それを知った後に改めてPOLYの曲を聴いてみると、たしかに彼に通じる繊細なポップさが感じられますね。
また最後に〈コラボなどもどんどん増やしていけたら〉と語っていたように、今後の彼女の活動にも期待したいです。彼女が名前を挙げていたクボタカイや空音、Rin音など、新世代ラッパーたちとのコラボが実現したら最高だと思います。
彼女の動向については、オフィシャルサイトやSNSなどでぜひチェックしてください。
RELEASE INFORMATION

TRACKLIST
1. my mind
2. TIMEMACHINE
3. ZOOM
4. Lemonade
5. post truth
