地元フィンランドのフュージョン・バンドでサックス奏者を務めるアンドレ・ソロンコのソロ・デビュー作。エレピを基軸にしたメロウ・グルーヴの揺らぎに、繊細で甘えるようなヴォーカルがソフトにまとわりつく最高の都市生活者ポップだ。北欧ノリの清涼感もあり、要所でのみサックスを挿入する手つきも完全な大人。