4月2日、Mikikiはスタートから1周年を迎えることができました。いつも新しい〈これいいよね!?〉をお届けする〈The Best Place to Find Music〉であらんと、この1年で公開してきた記事は約6,000本。そのなかで、特に反響の大きかった人気の記事をジャンル/カテゴリー別にご紹介していきます! 今回は、ジャズのレヴューのトップ10!
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1JAZZ
大野雄二のアレンジ&演奏は今回も絶好調、3年ぶり5作目のオリジナル・アルバム『UP↑ with Yuji Ohno & Lupintic Five』
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2JAZZ
ホセ・ジェイムズら支えるUKの敏腕ドラマー、リチャード・スペイヴンのリーダー作『Whole Other*』はサイケな音響にヒップホップやダブステップ経由したリズムの組み合わせが見事
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3JAZZ
ホセ・ジェイムズ、バンド・メンバーにギタリストを迎えジャズやソウルに留まらず〈好きな音楽全ての融合〉を試みた大胆な意欲作『While You Were Sleeping』
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4JAZZ
豪州のヴォーカリスト/コンポーザー、ブリアーナ・カウリショウがNYで録音した知る人ぞ知る入手困難作『When Fiction Comes To Life』が日本盤化
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5JAZZ
アンジェリーク・キジョーやコモンら参加、アフリカとUS行き来しながら育った女性シンガー、ソミのメジャー進出作『The Lagos Music Salon』
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6JAZZ
マーク・ロンソンらが絶賛するブルガリア出身の若き女性歌手、ルス・コレヴァが世界を旅して選び取ったエレクトリックなジャジー・ソウル聴かせる『Ruth』
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7JAZZ
〈グラスパー以降〉な海外の次世代アクトと並列で聴きたい、東京発のクァルテットLibstemsの初アルバム『Daydream Sounds』
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8JAZZ
フィンランドのサックス奏者、アンドレ・ソロンコのソロ2作目『Le Polaroid』はソウルフルな女声フィーチャーし80年代のブラコン好きのツボも押しそう
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9JAZZ
ピアニスト林祐市を中心とするバンド、TRISPACEによる欧州ジャズを咀嚼しさらに個性を深めた3作目『NIGHTFALL』
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10JAZZ
菊地成孔、新レーベルTABOOからの第1弾となるペペ・トルメント・アスカラールの新作『戦前と戦後』は自身のヴォーカル・アルバム
1位は、ジャケットも目を惹く大野雄二&ルパンティック・ファイヴのひさびさの新作〈UP↑〉。そして2位のリチャード・スペイヴン、3位のホセ・ジェイムズと、〈グラスパー以降〉とも言われる現代ジャズの最前線で活躍する重要アーティストたちの作品に大きな注目が集まり、同様の価値観でもってジャズの枠を広げているLibstemsやTRISPACEといった気鋭の国内バンドが放った作品のレヴューも高いアクセス数を記録しました。
ほかには、ブリアーナ・カウリショウ、ソミ、ルス・コレヴァなど、世界各国の女性ヴォーカリストのアルバムがランクインしているのが特徴的。また、女優の菊地凛子をプロデュースし音楽家・Rinbjo(厳密にはoにウムラウトあり)としてデビューさせたことも話題となった菊地成孔が昨年の春にリリースしたヴォーカル・アルバムのレヴューも長く読まれています。