近年は作品ごとに違うプロデューサーと手を組み、精力的に共作を重ねているShing02が、今度はUSインディアナ州のビートメイカーを相棒に英詞アルバムを発表。毎回変わる作風にあって、今回はひときわブーンバップ寄りなトラックにシフトを取っている。アーシーな鍵盤のサンプルとスクラッチがイントロから全開のハードなビートで快活にラップを蹴る“Shadytown”は、そんな本作ならではの楽曲だ。