ロック・ジャイアンツの再来を思わせる面々は定期的に出てくるが、時代にそのまま受け入れられる例はそう多くない。前作が異例の成功を収めたミシガンの4人組は、この2年半ぶりのセカンド・アルバムでも己の道を突き進んだままスケールアップし、レジェンドへの憧れ以上のラウドな感動を叩き出す。幕開けの“Heat Above”から大団円のようなノリで迫り、長尺の本編ラスト“The Weight Of Dreams”まで揺るぎなし! ただただ最高!