上白石萌歌が約2年ぶりのミニ・アルバムを完成。先行カット“春の羅針”の君島大空をはじめ、前作に続いての小袋成彬、塩入冬湖(FINLANDS)ら詞曲を寄せた作家陣の名前だけでも興を引くだろうし、初顔合わせとなる古舘佑太郎(2)の“愛って”やカネコアヤノ作の“天使”も素晴らしいが、楽曲の風情に呑み込まれず自分らしく歌う質朴さは変わらず、そこが魅力的だ。全曲のサウンド・プロデュースは今回もYaffleが担当。