Creepy Nuts『Case』いまなお矛盾を抱え続ける姿を晒し、軽やかに鮮やかに音楽へ変えてみせる

2021.08.31

音楽のみならずTVのバラエティ番組やドラマ出演にラジオに執筆、さらにDJ松永に至っては東京オリンピックの閉会式にも顔を出すなど、ここ数年で一気に活動の場を広げたCreepy Nutsが約3年半ぶりにセカンド・フル・アルバムをリリース。なりきれない自分への劣等感やネガティヴさを盾にすることから脱してなお矛盾を抱えるその姿を、軽やかに音楽へと変えてみせるR-指定、引いてはグループの現在がここで形に。多忙な毎日とその裏にある怠惰な自分を歌ったド頭の“Lazy Boy”もそんな一つ。言葉数の多いラップも余裕でかますRのマイク捌きと、肩の力の抜けた松永のトラックが風通し良く広がる。続く“バレる!”~“顔役”はロックなサウンドにRがますます快調にラップを飛ばす決定打。

 

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