yonige『三千世界』最小限の音数でダイナミックなドラマを演出

2021.09.08

約1年3か月ぶりの新作となるEP。前作のアルバム『健全な社会』に引き続き音数は最小限だが、弾き語り調で始まる冒頭曲“対岸の彼女”のバンド・インする瞬間の力強さ、サビに向かってゆるやかにダイナミズムを増していくアレンジが、これまでにないほどドラマティックでハッとさせられた。ジャケが殺風景だったり、〈床に置いた洗濯物、生乾き〉と歌う“催眠療法”があったりと、憂鬱を隠さないのもyonigeらしくて好き。

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