Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、8月1日~8月7日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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    1 R&B / HIP HOP R&B / HIP HOPラクータ 『Brothers & Sisters』 大所帯アフロ・ファンク・バンドの初作はアフロビートやソウル風味交えた幅広さが◎
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    2 POP / ROCK POP / ROCKジャー・ウォブルズ・インヴェイダーズ・オブ・ザ・ハート 『Everything Is No Thing』 21世紀版『Bitches Brew』的な新作
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    3 POP / ROCK POP / ROCKヴォルビート 『Seal The Deal & Let's Boogie』 ロカビリー・メタル標榜するバンド、爽快な歌心を軸にした新作
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    4 JAPAN JAPANC.O.S.A.×KID FRESINO 『Somewhere』 jjjやOMSBらのビートを受けた両者の化学反応も聴きどころなコラボ作
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    5 POP / ROCK POP / ROCKレッド・ホット・チリ・ペッパーズ 『The Getaway』 デンジャー・マウス迎えてメロウなファンク・ロック路線へ舵切った新作
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    6 JAZZ JAZZスナーキー・パピー 『クルチャ・ヴルチャ』 いま最も勢いのあるジャズ・バンドによる約2年ぶりのオリジナル・アルバム
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    7 DANCE / ELECTRONICA DANCE / ELECTRONICAタイヨンダイ・ブラクストン 『Oranged Out E.P.』 ミュージック・コンクレート的視点で踊れるサウンド創造した新EP
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    8 POP / ROCK POP / ROCKアヴァランチーズ 『Wildflower』 ダニー・ブラウンやトロ・イ・モワらが華添えた、〈声〉をより押し出した16年ぶり新作
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    9 DANCE / ELECTRONICA DANCE / ELECTRONICAエト・アリアェ 『Rose』 シンガポール発女性ビートメイカー、東洋的な感覚による美麗トラップ~ダウンテンポ揃う初作
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    10 JAZZ JAZZアンソニー・ジョセフ 『Caribbean Roots』 ポエトリー・リーディングとカリビアン・アフロなサウンドが噛み合った新作
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    11 R&B / HIP HOP R&B / HIP HOPアラン・トゥーサン 『American Tunes』 華麗なタッチでスタンダード披露、ピアニストとしての自身にスポット当てた最終作
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    12 JAZZ JAZZカーラ・ブレイ 『Andando El Tiempo』 トリオとしては3年ぶりの新作は本人によるオリジナリティあふれる新曲ばかり
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    13 JAPAN JAPANLOW IQ 01 & MIGHTY BEAT MAKERS 『THE BOP』 バンド感押し出した緊張感漲る音像にシビれる初ミニ作
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    14 OTHER OTHERフローティング・ポインツ 『Kuiper』 モータリックなコズミック・ジャズ・ロック収録、壮大なサウンドスケープ描く新作
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    15 JAPAN JAPANyonige 『かたつむりになりたい』 オルタナ由来のささくれ立った言葉と音が◎な大阪発ガールズ・バンドの新ミニ作
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    16 JAPAN JAPANFerri 『Noth』 温かい歌を軸に聴き込むほどにハマるトリップ感が満点&kashiwa daisukeの技ありリミックスも◎な新作
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    17 JAPAN JAPANEma 『Respirar』 尾崎の英語詞歌唱で注目集めたシンガー、キューバ・ジャズの重鎮迎えてAKB48曲などカヴァーした初作
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    18 JAPAN JAPAN溺れたエビ! 『ブクブク ピ!ブクブク ぺ!ブクブク パッピッポ!』 新しい側面も顔を出した改名後初の新作
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    19 POP / ROCK POP / ROCKマイナー・ビクトリーズ 『マイナー・ビクトリーズ』 モグワイ、エディターズ、スロウダイヴの豪華メンバーが集結したスーパー・バンドがデビュー!
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    20 JAPAN JAPANCJ & JC 『STEVE JOBBS』 DOWN NORTH CAMPのCENJUとJ.COLUMBUS、ユルい佇まいと苦み帯びた語り口によるタッグ作
今週の首位に輝いたのは、UKブライトンを拠点に活動するアフロ・ファンク・バンド、ラクータの『Brothers & Sisters』。クアンティックやノスタルジア77などのリリースで知られるトゥルー・ソーツが輩出した10人組の初作で、強靭なリズムと熱量高めのブラス・アンサンブル、そしてソウルフルな女性ヴォーカルの煽りっぷりが凄まじい。パーカッシヴなアフロ・ビートを基調にしつつ、現代的なサウンドメイクでタイトに仕上げられた同作は、ラテン・ハウス最新型といった趣もあり、ローラン・ガルニエやベースメント・ジャックスも賛辞を贈っています!
また、UKならではのハイブリッドなファンクとしては、2位のジャー・ウォブルズ・インヴェイダーズ・オブ・ザ・ハート『Everything is No Thing』も要チェック。P.I.L.の結成メンバーであり、以降のポスト・パンクに絶大な影響を与えたベーシストが、自身のバンドを再始動させ作り上げた13年ぶりの新作です。トニー・アレンやホークウィンドのニック・ターナーらも力添えした、ダビーでグルーヴィーなサウンドが実に魅惑的。音の隅々まで艶やかに黒光りしている逸品です。
そして、15位にランクインしたyonigeにも注目。大阪・寝屋川発の2人組ガールズ・バンドによるセカンド・ミニ・アルバムで、シャープなギター・サウンドと凛としたメロディーが気持ち良い。いわゆるJ-Rockとは一味違うオルタナティヴな尖りも耳を引く、期待のニューカマーです!
 
  



















 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    