デトロイト出身、アトランタ在住のソウル・シンガーから4年ぶりの3作目が到着。前作に続きアンタイ発で、サム・コーエンやデンジャーマウスらの制作も継続している。地声とファルセットをスムースに使い分けてヴィンテージ風味のソウルを歌うが、モータウン・ビートの“On And On”や、メイフィールドのほうを思わせる洗練シカゴ・ソウル“Where We Are”など、泥臭くなりきらずどこかスタイリッシュなのは彼ならではのスタイルだ。