アトランタで活動するソウルマンの4年ぶりとなる新作。この4作目もバンド演奏によるヴィンテージ・マナーは不変で、サイケからブルージーまでを燻し銀の雄々しいヴォーカルで歌う。が、ローファイでありながらシンフォニックな響きで奥行きを増した壮大なスケールのサウンドは表題が示すSFムードに溢れ、アーシーかつドリーミーなソウル・トリップに招待する。