3~4年ほど前からUSインディー界隈で注目されていたカセットテープが、タワレコでも本格的に流通を開始して人気を集めた2014年。そんな背景もあって飛躍したのが、これまでカセット中心にリリースを重ねていたカリフォルニアはフラートンを拠点とするレーベル=バーガーだ。彼らが得意とする音はロックンロール/ガレージ・ロック。ブラック・キーズやジャック・ホワイトといった代表選手がアルバムを出し、ますますニーズの高まるなかで、ワックス・ウィッチーズやジョン・ウェズリー・コールマンIIIらが日本でも話題に。とりわけブラック・リップスへの曲提供で名を上げたデトロイトのカーティス・ハーディングは、レニー・クラヴィッツ系の黒いグルーヴを纏っているアーティストで、ソウル好きにも聴いてもらいたい。
▼関連作品
左から、ジョン・ウェズリー・コールマンIII『The Love That You Own』、カーティス・ハーディング『Soul Power』(共にBurger)
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