UKテクノのヴェテランによる5年ぶり8作目はお馴染みのR&Sではなく、心機一転グレコ・ローマンから。いわゆるレフトフィールド系のサウンドを主戦場とする同レーベルに相応しく、いままでの作風とは異なるアプローチで制作。エレクトロニック・ミュージックのさらなる地平を見据えたオープニング曲“Hidden By Horizons”でひとたび幕が上がると、ゆったりとした音楽的創造の領域へと導いてくれる。