OPUS OF THE YEAR 2014
[特集]2014年の100枚+ ~100 ALBUMS YOU MUST BUY~
ゆく年くる年。ゆく音くる音。ゆきゆきて音楽――今年もいい作品は山ほどあったよね!という感慨と共に、この一年も終えることができそうです。でも、新年を清々しく迎えたいなら、これだけは聴くのを忘れちゃダメよ~、ダ(略)
【51】
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このソロ2作目も易々と全米1位を記録し、改めて現行ガレージ/ブルース・ロックの王者であることを誇示。ニール・ヤングを筆頭とする裏方仕事も当たり、年間通じてジャック印のセクシーなロックンロールが鳴り止まなかった。 *山西
【52】
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この年きっての野心的な一枚。範疇からハミ出したのか、領域を広げているのかによって捉え方は変わるのだろうが、背景と比較しなければインディー作法のシンガー・ソングライター作品という意味合いで率直に楽しめるはず! *出嶌
【53】
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素性を隠したまま苗場に降臨するや、いきなり気さくな日本語MCで会場中を脱力させた……って話はさておき、ドリーミーな音にブギーやディスコを取り込んでいく様は、インディー版ファレルって感じでイイトコ突いてました。 *山西
【54】
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目映いばかりにレイヴィーな前作から一転、最新作ではシカゴ・ハウス~デトロイト・テクノをヒップホップ経由で提示した一枚に。ロウ&スロウなトーンとの対比でシンセの麗しさが際立った、夢心地のダウンテンポ・アルバム。 *土田
【55】
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ノーティ・ボーイらとの客演ヒット歴もあって本国での成功は約束されていたものの、“Stay With Me”を経たこの初作が全米でもプラチナ・ヒットに輝くとは! アデル~エミリー以降のUK産ソウル・ポップはまだまだ続きそう。 *出嶌
【56】
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THROWING SNOW Mosaic Houndstooth/Pヴァイン(2014)
インダストリアルとかアトモスフェリックという無造作な括りがトリップ・ホップという言葉に代替できる局面も多かった2014年。濃い霧の立ちこめるロンドンで活動する新鋭の初作はそのへんの諸々が乱反射するモザイク盤に。 *出嶌
【57】
良作が続出のPlaywrightを牽引するピアノ・トリオ。コンテンポラリー・ジャズ×ポスト・ロックな作風は双方のリスナーを巻き込んで伝播し、本作では〈ダンス・ロック〉へ接近。多様な音の交差点として今後も勢力は拡大しそう。 *土田
【58】
前年の時点では少しネタっぽかった部分も珠玉のポップ・ナンバーに落とし込まれ、伸びやかな歌の魅力を衒いなく発揮した永遠への航海。旺盛なリリースがいずれも良い曲だらけという単純な事実にこそ価値がある! *出嶌
【59】
兄弟ユニットから女声を含む6人編成のバンドへと姿を変えたことで、高樹印の麗しいメロディーはそのままに、ますます多彩なアンサンブルを獲得。弟の堀込泰行も冨田恵一とのタッグでソロ活動を始動し、楽しみが二倍に増えた! *北野
【60】
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ドレイク以降と片付けるのは容易いけど、歌心のあるラップを聴いて日本にこんな人がいたとは!と驚きました。そして剥き身の言葉から溢れるブルースに固まりました。本作やANARCHYらの客演を経て、早くも……(P88へ)! *山西
bounceの選ぶ2014年の100枚
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