川本真琴がソニー・ミュージックから発表した全楽曲が2022年2月23日（水）に配信される。
96年、シングル“愛の才能”でデビューした川本真琴。彼女にとって最大のヒットシングル“1/2”を収録した97年のデビューアルバム『川本真琴』は、オリコンチャートで初登場1位を獲得、100万枚以上を売り上げるなど、大きな旋風を巻き起こした。2000年代以降はプライベートオフィスを設立、メジャー／インディーにとらわれない活動を続けており、1月には20歳の頃に制作したデモCD『No.1 Hippie Power』を本名の〈川本和代〉名義でリリースしたばかりだ。
そんな川本真琴のデビューから25周年を記念して、ソニー・ミュージックに在籍していた時代の全音源が、全配信サイトから配信されることが決定した。
岡村靖幸プロデュースのデビューシングル“愛の才能”（96年）、CX系音楽番組「HEY!HEY!HEY!ミュージックチャンプ」のエンディング曲“DNA”（97年）、TVアニメ「るろうに剣心」オープニングテーマ“1/2”（97年）、J-Popにおける〈桜ソング〉の草分けとなった“桜”（98年）をはじめ、2001年の七尾旅人との共作“ブロッサム”までの全9作のシングルとカップリングナンバーが、今回配信される。それに加え、ミリオンセラーとなったファーストアルバム『川本真琴』、オルタナティブなサウンドアプローチが高い評価を得た2001年のセカンドアルバム『gobbledygook（ゴブルディグーク）』（名盤!）という2作も含め、すべての作品のリマスター音源が配信される。
川本真琴からのコメントは次のとおり。
配信の時代ですので、いろんな年代の方に気軽に聞いてもらえたらです!
また、これを記念して、過去のミュージックビデオも観られるようになる。2月23日には、まず記念すべきデビューシングル“愛の才能”のMVが同日に公開。MVは、川本真琴の公式YouTubeチャンネル〈かわもっちゃんねる〉で随時公開されることが予定されている。
なお、2019年には、新作『新しい友達』を含む2010年以降に発表した全作品の配信が解禁された。この機会に、ぜひ現在進行形の川本真琴の音楽も併せて聴いてほしい。
