武田理沙

武田理沙と着いてすぐ帰ることを考える観光客ズのツーマンライブ〈パラレルワールド〉が2024年10月8日(火)に東京・青山の月見ル君想フで開催される。

武田理沙が、現代音楽的な大作『魔術師の城』(2022年)に続くニューアルバム『パラレルワールド』を8月21日(水)にリリースする。同作は、好評を得ているハイパーポップ的な“狂想・未来・ロマンチカ”や、“風のように”“ユメミルヒツジ”という先行シングルをはじめ、9曲中8曲がボーカル曲で構成されている。

プレスリリースによると、〈このアルバムで示された超時空感覚と過激な優しさによる張り詰めた抒情性、それが見えないものを見せてくれる天地開闢絶景万物大図鑑となり、武田理沙一人だけの重力を超えた宇宙船パーティーは冥想浄土へ導いてくれる。狂気を孕んだ異様な美、これら念入りに仕組まれた即興の旋律には一点の曇りもなく、そして美しい鉱物世界を魅せた太陽系規模の事件的大作である〉とのことだ。

着いてすぐ帰ることを考える観光客ズ

そんな武田の新作『パラレルワールド』のリリースを記念したライブの開催が決定。ライブは武田と、川本真琴・佐藤優介・ヤギヒロミによる新ユニット〈着いてすぐ帰ることを考える観光客ズ〉とのツーマンライブになる。

新作『パラレルワールド』を生でパフォーマンスする武田はもちろん、着いてすぐ帰ることを考える観光客ズがどんな音楽を奏でるのか、まったく予想ができない注目のイベントだ。

 


LIVE INFORMATION
パラレルワールド

2024年10月8日(火)東京・青山 月見ル君想フ
開場/開演:19:00/20:00
出演:武田理沙/着いてすぐ帰ることを考える観光客ズ(川本真琴/佐藤優介/ヤギヒロミ)
前売予約/当日:3,500円/4,000円(いずれも+ドリンク)
予約(TIGET):https://tiget.net/ 2024年6月28日より

 

RELEASE INFORMATION

武田理沙 『パラレルワールド』 MY BEST!(2024)

リリース日:2024年8月21日(水)
品番:MYRD159
価格:3,003円(税込)

TRACKLIST
1. 狂想・未来・ロマンチカ
2. LIAR
3. ユメミルヒツジ
4. 004957XX:Unknown
5. ろくろ
6. Tainted rain
7. 風のように
8. アデールの蝶
9. 手紙

 


PROFILE: 武田理沙
北海道出身。3歳よりクラシックピアノを始める。大学時代はドラマーとして活動。2011年4月に上京し様々なバンドで活動する傍ら2016年にソロ活動を開始。即興演奏、映像を使ったオリジナル曲、フランク・ザッパのピアノカバーなどが世界中より好評を博している。現在までに作曲、編曲、演奏、録音などすべてをただ一人で手掛けたアルバ厶『Pandora』(2018年)、『Metéôros』(2019年)をMY BEST!より、『魔術師の城』(2022年)を自主制作で発表。複雑なメロディとハーモニーに漲るリズム、音列などが構築された末にこれらが自由に、しかし緻密なアンサンブルで具体化された大作として大好評を得る。またライブでは坂田明、吉田達也、山本精一、横川理彦、鈴木慶一、マニ・ノイマイヤー、中村達也らと共演し活動の幅をさらに広げている。

PROFILE: 川本真琴
1996年、ソニーよりシングル“愛の才能”でメジャーデビュー。2000年代初めよりプライベートオフィスを設立しメジャー/インディーの枠にとらわれない活動を続けている。2019年には9年ぶりの新作にして4作目となるオリジナルフルアルバム『新しい友達』を、2023年にはドイツのホッホツァイツカペレが全面バックアップした5作目『ひかり』をリリース。

PROFILE: 佐藤優介
ミュージシャン、作曲、編曲家、プロデューサー。2010年、カメラ=万年筆でデビュー。スカート、KID FRESINO、ムーンライダーズなど多くのアーティストのサポート、プロデュース、楽曲提供をおこなう。姫乃たまとのユニット〈僕とジョルジュ〉でも活躍。

PROFILE: ヤギヒロミ
ニトロデイ、Cruyffなど。ART-SCHOOLのサポートで注目のギタリスト。2023年、アメリカのレーベルからソロアルバム『MeV』がカセットテープで発売され話題となる。