ロンドン生まれのナイジェリア人シンガー、イーノ・ウィリアムズの率いるディスコ・バンド、イビビオ・サウンド・マシーン。この4作目は初の外部プロデューサーとしてホット・チップを招聘し、〈フランシス・ベベイとジョルジオ・モロダーへの愛〉という共通項から密なプロセスを経て生まれたものだそう。ジョンズン・クルーやグレイス・ジョーンズらを想起させるニューウェイヴ〜80sエレクトロの意匠がイーノの開放的な歌声に翼を与えている。