4月2日、Mikikiはスタートから1周年を迎えることができました。いつも新しい〈これいいよね!?〉をお届けする〈The Best Place to Find Music〉であらんと、この1年で公開してきた記事は約6,000本。そのなかで、特に反響の大きかった人気の記事をジャンル/カテゴリー別にご紹介していきます! 今回は、ワールド・ミュージックのレヴューのトップ10!
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1WORLD
フェラ・クティのアフロビート確立に寄与した伝説的ドラマー、トニー・アレンが衰えることのないドラミングで魅せる通算10作目『Film Of Life』
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2WORLD
中古市場で高額取引されていたホレス・アンディの75年のアルバム『Get Wise』がボートラ加えて嬉しいCD化
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3WORLD
ソウルやジャズ咀嚼しつつ黒すぎず爽やかにバウンドするシティー・ポップ・サウンド鳴らす台湾の3人組、宇宙人の日本編集盤『Cosmology』
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4WORLD
繊細な歌メロ&アコギなどで色づけされたサウンドはオーガニックで耳通り良好、台湾の男女3人組フォー・ペンズの日本上陸盤『One Day』
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5WORLD
ファー・アウト設立15周年時に始動した〈ブラジル音楽とソウルとディスコへのリスペクト〉掲げる特別プロジェクトの編集盤『The Far Out Monster Disco Orchestra』
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6WORLD
ジャンベの魅力を日本に伝えてきたオマール・ゲンデファル率いる5人組、アフロ・ベゲの初作『Begue』はジャム・バンド好きも楽しめる一枚
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7WORLD
モレーノ・ヴェローゾ、ペドロ・サーやアート・リンゼイ、高野寛ら参加したアットホームな雰囲気の14年ぶりアルバム『Coisa Boa』
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8WORLD
ザーズ、クインシー・ジョーンズもプロデューサーとして参加した新作『PARIS』はピアフやエラ、シナトラらの名曲を歌うカヴァー集
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9WORLD
フェルナンド・カブサッキ、USの古いロード・ムーヴィーからインスピレーション受けつつ淡く空間的なポスト・ロック/アンビエント披露する新作『The Champion』
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10WORLD
ナイジェリア人シンガー中心にロンドンで結成されたバンド、イビビオ・サウンド・マシーンがレトロなアフロ・ポップをポスト・パンク的スタイルで鳴らす初作
1位は、〈生きる伝説〉という表現がぴったりなトニー・アレンの最新作で、デーモン・アルバーンらも参加した『Film Of Life』。2位にはマッシヴ・アタック作品への参加でも知られるレゲエ・シンガー、ホレス・アンディの75年作『Get Wise』(祝CD化!)が入っており、レジェンダリーなミュージシャンのアルバムがワンツー・フィニッシュを決めました。
また、3位には宇宙人(コスモス・ピープル)、4位にはフォー・ペンズと、日本でもブームになっている渋谷系~シティー・ポップ的なサウンドを鳴らす台湾のグループの日本盤がランクイン。ほかにはモレーノ・ヴェローゾやフェルナンド・カブサッキら南米の重要アクト、アフロ・ベゲやイビビオ・サウンド・マシーンらアフリカ音楽の要素が強いグループ、フランスのシンガーであるザーズら、多様な地域/ジャンルのアーティストによる作品が並んでいます。