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COMPUMAが初のソロアルバム『A View』をリリース 演劇「眺め」の曲をもとにhacchiと共同制作、アートワークは五木田智央&鈴木聖

Photo by Masayuki Shioda

COMPUMAがアルバム『A View』を2022年6月17日(金)にリリースする。

縦横無尽なDJ/選曲活動に加えて、2007年作『スマーフ男組の個性と発展』が突如LP化されたスマーフ男組、その前身であるAsteroid Desert Songs、竹久圏(KIRIHITO)とのデュオ作品の発表など、これまで多数のユニットとコラボで作品やリミックスなどをリリースしてきたCOMPUMA。近年は、Dr. Nishimura、AwanoとのDJポッセ〈悪魔の沼〉でも活動し、そのプレイが海外のラジオショーで話題になるなど、国内外で注目を集めている。

そんななか、彼が、ソロ名義では初のアルバム『A View』を自身のレーベル〈SOMETHING ABOUT〉からCDでリリースする。

『A View』は、2021年秋に北九州の演劇グループ〈ブルーエゴナク〉からの依頼で制作した、演劇「眺め」のための曲を素材にしている。それらを共同制作者のhacchi(Urban Volcano Sounds/David Soul)とともにアルバムのために新たに作り直したオリジナルの9曲に、ダブミックスの2曲を加えた、11曲のフルアルバムだ。

編集者/ライターの河村祐介が執筆した本作のプレスリリースには、本作について次のように書かれている。

電子音やフィールド・レコーディング+α、その間に宿る空間も含めて、そのサウンドは様々な景色を想起させる、そんなイマジネーションを静かに刺激するまさに“眺め”の音楽。世界的に見ても、昨今のアンビエント~IDMシーンで顕在化しつつある、ニュー・エイジ・アンビエント~環境音楽リヴァイヴァルの、その次なる流れにあって、唯一無二の存在感を放つ作品だ。

収録されるダブミックスの2曲のうちの1曲は、シンガポールのレーベル〈ミッドナイト・シフト(Midnight Shift)〉から5月27日(金)にリリースされる、DJ行松陽介がキュレーションしたコンピレーション『Midnight is Comin’』の収録曲“Flowmotion (IN DUB)”をみずから新たなバージョンにしたもの。そして、もう1曲は、アルバム収録曲“View 2”を内田直之(LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND、GEZANなど)が手がけている。

マスタリングは、数々の作品を手がけているピースミュージックの中村宗一郎が行った。また、アートワークは世界的な画家でありMETA FIVEやTOWA TEIらの作品のカバーアートを描いている五木田智央が、デザインは鈴木聖が担当。これまでのCOMPUMA作品を手がけてきた2人によるプロダクトで、デジパック+12Pブックレットからなる豪華な仕様になっている。

本作のリリースに寄せて、森俊二(222)、Kaoru Inoue、LIL MOFOから次のコメントが届いている。

いつも独特な世界を観せてくれるCOMPUMA。曲の展開していく時間の流れや寄せてこない感じがたまらなくイイ。今作も素晴らしい!
森俊二(222)

演劇の劇伴から派生したという本作、ミュージック・コンクレートのようでもあり、アヴァンな現代音楽家の作品のようでもあり、環境音楽的であり、またCOMPUMA持ち味のスペイシーさや間もあり、痛快。とにかく耳をそば立てたくなる。今までMix CDで聴いていたCOMPUMAの美意識が詰まっています。松永くん、出会ってから実は30年くらい経ってますね。ソロでの初の作品リリース、本当におめでとうございます㊗今後のご活動も楽しみにしております。
Kaoru Inoue

COMPUMAの作品やDJがこれからもわたしの音楽のよろこびかたをふくらませ、人生にたくさんのきらめきを与えてくれることを確信し、胸がいっぱいになりました。
LIL MOFO

COMPUMAによる初のソロ名義のフルアルバム『A View』。どんな作品になっているのか、とても楽しみだ。

穴迫信一が執筆したライナーノーツなど、レーベルによる本作の詳細はこちら

 


RELEASE INFORMATION

COMPUMA 『A View』 SOMETHING ABOUT(2022)

リリース日:2022年6月17日(金)
品番 : SOMETHING ABOUT 005
フォーマット:CD
値段 :2,750円(税抜)

TRACKLIST
1. Vision (Flowmotion In Dub)
2. View 1
3. View 2
4. View 3
5. View 4
6. View 5
7. View 6
8. View 7
9. View 8
10. View 9
11. View 2 (Dub)

track 11 dub mix by 内田直之

マスタリング:中村宗一郎
アートワーク:五木田智央/鈴木聖

 

PROFILE: COMPUMA
松永耕一。68年、熊本生まれ。ADS(Asteroid Desert Songs)、スマーフ男組での活動を経て、DJとしては国内外の数多くのアーティスト、DJたちとの共演やサポートを行いながら、日本全国の個性あふれるさまざまな場所で、日々フレッシュでユニークなジャンルを横断したイマジナリーな音楽世界を探求している。自身のプロジェクト〈SOMETHING ABOUT〉より、ミックスCDの新たな提案を試みたサウンドスケープミックス『SOMETHING IN THE AIR』シリーズ、悪魔の沼での活動などDJミックスを中心にオリジナル楽曲、リミックスなど、意欲作を多数発表している。〈Berlin
Atonal 2017〉〈Meakusma Festival 2018〉への出演、ヨーロッパのラジオ局へのミックス提供など、国内外でも精力的に活動の幅を広げている。近年のリミックス/リリースワークは、OGRE YOU ASSHOLE“朝(悪魔の沼 remix)”、YPY“Cool Do!(COMPUMA remix)”、MAJOR FORCE PRODUCTIONS“Family (COMPUMA Mx)”、COMPUMA & 竹久圏『Reflection』など。一方で、長年にわたるレコード/CDバイヤーとしての活動で培った経験から、コンピレーションCD『Soup Stock Tokyoの音楽』などのBGM選曲を中心に、アート・ファッション、音と音楽にまつわるさまざまな空間で幅広く活動している。