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自分の心と向き合いながら

 メロコア系の超高速ビートと懐かしさ、切なさの滲むメロディーが響き合う、織田(POT)作の“One Life”も本作のコンセプトを象徴する楽曲。失敗や挫折を乗り越え、理想の自分に向かっていこうとする姿勢を描いた歌詞もエモーショナルだ。

高井「思わず走り出したくなるような青春感がある曲だなって。初めて聴いたときからライヴで歌っているところが浮かんできたんですよ。夏フェスでもお客さんを巻き込める楽曲だと思うので、ジャンプOKの会場ではみんなで飛び跳ねたいですね」

内藤「フェスで“One Life”をやったら、イントロが始まった瞬間に〈何これ!?〉ってみんな集まってきてくれるんじゃないかな(笑)。サウンドにはすごく疾走感があるんですけど、メロディーはゆっくりした感じで。爽やかエモい曲ですね」

青山「この歌詞、最近の自分と重なるところが多いんですよ。上手くできないこともあるけど、自分の心と向き合いながら〈絶対やれるはず!〉と言い聞かせながらがんばって。私もこの曲の主人公に励まされたので、その気持ちを皆さんにも伝えたいです」

白浜「最初と最後のサビが同じ歌詞なんですけど、ラストの〈今よりもほら、また明日を笑う〉がよりすごく輝いてるんですよ。ライヴでもすごく盛り上がるし、ファンの皆さんと一緒に育てていきたい曲ですね」

 また、朗らかで開放的なテンションを感じさせる音像と〈やりたいことをやっちゃおう!〉というメッセージを掲げる歌詞が一つになった、どついたるねん作の“New Day Rising”は、青山と白浜のお気に入りのナンバーだという。

青山「〈あーメンドクセぇー〉〈あーかったりぃー〉という歌詞があるんですけど、いままで言ったことがなかった台詞なので、皆さんに教えてもらいながら、めんどくさい感を出せるようにがんばりました(笑)。歌っていて楽しい曲ですね」

白浜「めんどくさがってるんですけど、最後は〈いますぐ 何かを始めよう〉という歌詞があって、気持ちがボン!と上がるんですよね。ライヴでもファンの皆さんが一気に笑顔になってくれて。メンバー同士で肩を組んで仲良く踊ってます!」