Pot-pourriの主催イベント〈Characters〉が2022年8月28日(日)に東京・三鷹のSCOOLで開催される。
自身の音楽を〈アブストラクト・ポストパンク〉と称し、通常のロックバンドとは異なる編成によるアンサンブルによってメロディアスかつエッジーなサウンドを追求しているPot-pourri(ポプリ)。ニューアルバム『Diary』をHEADZ/UNKNOWNMIXからリリースしたことも話題の彼らが、イベント〈Characters〉を主催する。
〈Characters〉では、DJまほうつかい名義で音楽活動を行い、HEADZからソロピアノ集『Last Summer』のリリースもしているマンガ家・西島大介とPot-pourriのツーマンライブが行われる。さらに、Pot-pourriのフロントマンであるSawawoと西島、また両者と古くから交流があり、「スピッツ論」を2021年に上梓した、HEADZが主宰する〈批評再生塾〉出身の批評家/ライターの伏見瞬による〈音楽と語りの今とこれから〉をテーマにしたトークセッションも繰り広げられる、SCOOLらしいスペシャルなイベントだ。
当日、開場時には、SawawoとPot-pourriのメンバーであるRYO NAGAI a.k.a. 液晶のセッションが行われるという。また、DJのまほうつかいのバンドメンバーも発表されており、郷拓郎(detune.)、吉田隆一(blacksheep)、suzukiiiiiiiiii(commune disc)が参加するとのこと。
イベントのメインビジュアルは、西島とPot-pourri『Diary』のジャケットのコラボ作品になっている。
なお、SCOOLのオフィシャルサイトでは、西島による論考〈「Pot-pourri」論=POP理論:いま再び音楽に耳を澄ますこと〉が掲載されている。感染症対策についても注記されているので、ぜひご一読を。
Pot-pourriの主催イベント〈Characters〉、刺激的な一夜になることはまちがいないので、どうぞお見逃しなく。
EVENT INFORMATION
Characters
2022年8月28日(日)東京・三鷹 SCOOL
開場/開演:16:30/17:00 ※開場時、Pot-pourriのSawawoとRYO NAGAIによるセッションあり
出演:Pot-pourri/DJまほうつかい(西島大介)feat. 郷拓郎(detune.)、吉田隆一(blacksheep)、suzukiiiiiiiiii(commune disc)
トークセッション:伏見瞬/西島大介/Sawawo(Pot-pourri)
(トークテーマ:〈音楽と語りの今とこれから〉)
前売り/当日:2,300円/2,600円
予約開始:2022年8月5日(金)12:00
予約締切:2022年8月27日(土)23:59
info@scool.jpにてメール予約受付。件名〈Characters〉、本文に〈名前〉〈電話番号〉〈枚数〉を記入。複数名で予約の場合、全ての方のお名前と電話番号を記入。
PROFILE: Pot-pourri
2015年、Sawawo(アコースティックギター/ボーカル)を中心として活動開始。ボーカル、アコースティックギター、ベース、ドラム、ライブエレクトロニクスという編成の変則的なアンサンブルで、日本語詞によるメロディーを聴かせる〈アブストラクト・ポストパンク〉を標榜する。2019年、ファーストアルバム『Classic』を、2022年にはセカンドアルバム『Diary』をHEADZ/UNKNOWNMIXよりリリース。
Pot-pourri is a band from Tokyo, Japan, led by Sawawo (vocals / guitars / songwriting). Describing themselves as an ”abstract post-punk” act, they make music beyond the typical post-punk style. They released their first album Classic in 2019, and their second album Diary in 2022, both from Headz / Unknownmix.
PROFILE: 西島大介/DJまほうつかい
マンガ家。2004年、「凹村戦争」で早川書房からデビュー。「ディエンビエンフー」「世界の終わりの魔法使い」など作品多数。近刊は「世界の終わりの魔法使い 完全版 6 孤独なたたかい」(駒草出版)。現在、カンボジア内戦を描く最新作「Kommunismus(コムニスムス)」をTMSLabで連載中。DJまほうつかい名義の音楽活動も行い、HEADZよりアルバム『Last Summer』をリリース。2020年より個人電子配信レーベル〈島島〉を設立し、マンガ・音楽のインディペンデントな配信を行う。
PROFILE: 伏見瞬
東京生まれ。批評家/ライター。音楽をはじめ、表現文化全般に関する執筆を行いながら、旅行誌を擬態する批評誌「LOCUST」の編集長を務める。2021年12月に初の単著となる『スピッツ論 「分裂」するポップ・ミュージック』をイーストプレスより刊行。〈分裂〉というキーワードを軸に、スピッツのあらゆる側面を語り切った骨太な一冊として注目を集める。