イベント〈Characters〉が2023年2月25日(土)に東京・三鷹のSCOOLで開催される。

Pot-pourri

自身の音楽を〈アブストラクト・ポストパンク〉と称し、通常のロックバンドとは異なる編成によるアンサンブルによってメロディアスかつエッジーなサウンドを追求しているPot-pourri(ポプリ)。2022年にニューアルバム『Diary』をHEADZ/UNKNOWNMIXからリリースし、同作の収録曲“Comic”を南波一海がTOWER RECORDS MUSICプレイリスト〈マイベスト邦楽ソング2022〉に選出したり音楽ZINE「痙攣」編集長・李氏が年間ベストアルバムに選出したりと、話題になっている。

ライブパフォーマンスが好評を博しているなか、実質的にPot-pourriの主催であるイベント〈Characters〉が開催される。

〈Characters〉は、もともと2022年8月に開催が予定されていたが延期され、内容の変更もされ、今回新たな公演として開催される。なお、〈Characters〉は、Pot-pourriの2023年初のライブが行われる場になる。

西島大介/DJまほうつかい、伏見瞬

〈Characters〉では、DJまほうつかい名義で音楽活動を行い、HEADZからソロピアノ集『Last Summer』のリリースもしているマンガ家・西島大介とPot-pourriのツーマンライブが行われる。さらに、Pot-pourriのフロントマンであるSawawoと西島、また両者と古くから交流があり、著書「スピッツ論」(2021年)で知られる批評家/ライターの伏見瞬による〈音楽と語りの今とこれから〉をテーマにしたトークセッションも繰り広げられるスペシャルなイベントだ。

また、DJまほうつかいのライブには、吉田隆一(チャリで来た。)や郷拓郎(detune.)らが参加することが決定している。

ツーマンライブとトークセッションが展開される刺激的なイベント〈Characters〉。本日1月13日12:00から予約がスタートしたので、お見逃しなく。

 


EVENT INFORMATION
Characters

2023年2月25日(土)東京・三鷹 SCOOL
開場/開演:16:30/17:00
ACT:Pot-pourri/DJまほうつかい、吉田隆一(チャリで来た。)、郷拓郎(detune.)and more
トークセッション:伏見瞬、西島大介、Sawawo(Pot-pourri)
(トークテーマ:〈音楽と語りの今とこれから〉)
前売り/当日:2,300円/2,600円
予約開始:2023年1月13日(金)12:00
予約締切:2023年2月24日(金)23:59
ご予約:https://forms.gle/7zoST7hFSr5JpnZEA

 


PROFILE: Pot-pourri
2015年、Sawawo(アコースティックギター/ボーカル)を中心として活動開始。ボーカル、アコースティックギター、ベース、ドラム、ライブエレクトロニクスという編成の変則的なアンサンブルで、日本語詞によるメロディーを聴かせる〈アブストラクト・ポストパンク〉を標榜する。2019年、ファーストアルバム『Classic』を、2022年にはセカンドアルバム『Diary』をHEADZ/UNKNOWNMIXよりリリース。
Pot-pourri is a band from Tokyo, Japan, led by Sawawo (vocals / guitars / songwriting). Describing themselves as an ”abstract post-punk” act, they make music beyond the typical post-punk style. They released their first album Classic in 2019, and their second album Diary in 2022, both from Headz / Unknownmix.

PROFILE: 西島大介/DJまほうつかい
マンガ家。2004年、「凹村戦争」で早川書房からデビュー。「ディエンビエンフー」「世界の終わりの魔法使い」など作品多数。近刊は「世界の終わりの魔法使い 完全版 6 孤独なたたかい」(駒草出版)。DJまほうつかい名義の音楽活動も行い、HEADZよりアルバム『Last Summer』をリリース。2020年にレーベル〈島島〉を設立し、膨大な著作&音楽の配信をインディペンデントに行う。2022年よりイベント〈チャリで来た。〉を定例開催している。新作「Kommunismus(コムニスムス)」をTMS-Labで連載中、3月に書籍化予定。

PROFILE: 伏見 瞬
東京生まれ。批評家/ライター。音楽をはじめ、表現文化全般に関する執筆を行いながら、旅行誌を擬態する批評誌「LOCUST」の編集長を務める。2021年12月に初の単著となる『スピッツ論 「分裂」するポップ・ミュージック』をイーストプレスより刊行。〈分裂〉というキーワードを軸に、スピッツのあらゆる側面を語り切った骨太な一冊として注目を集める。