配信で昨年リリースされていた12枚目のスタジオ・アルバムがフィジカルでも登場。タイトルからもわかるように(?)、彼らの原点とも言っていいカントリー音楽に向き合った作品で、ほぼすべてがライヴ録音。アコースティック楽器中心の演奏と歌声がただただゆっくりと流れ、至福の時間が味わえる。ニール・ヤングの『Comes A Time』にも通じる、プリミティヴな魅力に満ちたカントリー・ロックの傑作だ。