全米20位まで上昇した前作『KG0516』から2年ぶり、そして何より女性アーティストによる全編スペイン語アルバムとしては全米チャート史上初めてのNo.1を獲得!という歴史的快挙も話題になったのがこちらの通算4作目だ。そんな記録についてはともかく、もはやトップの風格を身につけただけに、今回も豪勢なゲストを要所に散りばめつつアクの強いフロウで中毒性の高いレゲトンをグイグイ聴かせる。シャキーラとの“TQG”やロメオ・サントスとの“X Si Volvemos”をはじめ、バッド・ギャル&ショーン・ポールやケヴェドらの面々を交えてポップな魅力を存分に聴かせてくれる。今回も引き続きバッチリだ。