〈女性はもう泣かない〉を意味する表題も意味深な7年ぶりのアルバム。カロルGとの“TQG”、ビザラップとの“Shakira: Bzrp Music Sessions, Vol. 53”の特大ヒットが最高の前哨戦となった格好ながら、私生活の諸々もあって制作プロセスはジャケの通りに自身の涙からダイヤモンドを創り出すような行為だったという。オスナとのバチャータ“Monotonía”、フエルサ・レジダとのポルカ“El Jefe”、マヌエル・トゥリソやラウ・アレハンドロとのレゲトンなど、客演の振り幅を楽曲のカラフルさに繋げた佳曲が並び、別れを歌ったオーセンティックな“Acróstico”や“Última”が味わい深し。