トム・ミッシュやジョン・バティステらと共演し、クリスチャン・スコットのバンド・メンバーとしても活動してきたシンガー・ソングライター/サックス奏者の3年ぶり4作目となるリーダー作。同世代のマセーゴを迎え、メロウにキメた“90s”、トランペッターのマーキス・ヒルをフィーチャーし、多幸感に溢れた“The Same”などのヴォーカル曲はもちろんのこと、ヒップホップのビート感を下敷きにしたインスト曲やスムースなジャズ・ナンバー、さらには合間のスキットに至るまで、作品の端々に敬意と気品が宿ったサウンドが詰まっている。新たな息吹を力強く感じさせる新世代のブラック・ミュージックがここに誕生。
ブラクストン・クック(Braxton Cook)『Who Are You When No One Is Watching?』敬意と気品が宿った新世代のブラックミュージック
ジャンル
ジャズ