中国建築史を代表する38種類の古典的な建物を、中国伝統建築研究の第一人者として日本の建築界でもよく知られる李 乾朗(リー・チエンラン)が紹介。寺院編、宮殿編、民居編にパートを分け、中国に現存する最も古い木造建築である〈南禅寺大殿〉や万里長城の関所〈長城嘉峪関〉、一族が集まって暮らす集合住宅である福建の典型的な円形土楼〈二宜楼〉などを豊富な写真とともにわかりやすく解読してくれる。なにより、外観と内部が一目でわかる(シルバニアファミリーみたいな……)カラーの美しい透視図が特徴で、イラストを描く際の参考資料としても重宝しそう。古建築や中国文化を学ぶ、初めの一冊におすすめです。
李乾朗「図解 中国の伝統建築 寺院・仏塔・宮殿・民居・庭園・橋」中国建築史を代表する古建物を美しい透視図と共に紹介
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