2024年、何かと話題になるであろうフランス、パリ。フランス出身のチェロ奏者ゴーティエ・カピュソンが、フランスにまつわる小品集をリリース。クラシックから、映画音楽、シャンソンなど様々なスタイルの名曲を取り上げ、親しみやすさ満点な愛すべきアルバムになりました。コスマの“枯葉”では、メロディをチェロが情感豊かすぎるくらいに歌い、どこかで聴いたことはあるであろう “ウォータールー・ロード(オー・シャンゼリゼ)”は、オーケストラとの共演で、ゴージャスさが増して魅力再発見。ラヴェルの“亡き王女のためのパヴァーヌ”をチェロとオーケストラ版として演奏するなど、どの曲も素敵です。