アレクサンドル・タローが贈る連弾アルバム。豪華すぎる共演者、ありそうで無かった共演、これほどワクワクする連弾アルバムがあったでしょうか! それぞれの共演者に作曲家が選ばれ、作曲家被り無し。チェロのゴーティエ・カピュソンや、カウンターテナーのジャルスキーまでもがピアノを弾いています。ブルース・リウとの緊張感溢れているのに楽しい“ハンガリー舞曲第5番”に、フレイとの繊細なバッハ(まるで一人で弾いているみたい)、シャマユとのラヴェルにうっとりし、ブラレイとの超絶技巧ラヴィニャックに聴き入る……などなど、全22曲、変幻自在に様々な色になれるタローのピアニズムは圧巻!