「Xファクター」出身のUKシンガーによる全英1位を獲得済みの5作目。ステーヴン・ソロモン、レッド・トライアングルなど気心知れた少数のスタッフと制作。本人いわく原点回帰作とのことだが、ルイス・キャパルディを思わせるピアノ・バラード、1975風のポップ・ロックなど、ソフト・ロック寄りになった印象も。生きるがゆえの苦悩を切々と訴えるソウルは健在だ。