クラシックな初作が昨年で20周年を迎えたグライムのレジェンド。プライヴェートの問題もあってかこの通算8作目は集中力を欠く側面もあって、40歳を目前に惑いまくりな雰囲気もあるが、持ち前のエネルギッシュなスピットと象徴的なサウンドで一貫性のある熱を生み出す姿勢に変わりはない。PマネーやJMEら熟練味の感じられるゲストとのコラボも聴きどころだ。
ディジー・ラスカル(Dizzee Rascal)『Don’t Take It Personal』エネルギッシュなスピット&象徴的なサウンドで熱を生み出し続ける8thアルバム
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