生音のバラードもたっぷり入ったアルバムであることは前提にしつつ、やはり本作の肝はダンス・トラックでしょう。ナスリ(マジック!)やマルーマをアグレッシヴに誘惑するレゲトン曲は年下キラーの面目躍如といった出来映えだし、“Trap”で見せる気怠い退廃美、同じコロンビア出身のカルロス・ヴィヴェスと絡んだバジェナートのダンスホール解釈など、第2子を産んでもなおイイ女オーラを全開に出してくる姿が眩しい!