Photo by William Drumm

ビリー・アイリッシュの待望のニューアルバム『HIT ME HARD AND SOFT』が昨日5月17日にリリースされた。

本作は先行シングルのリリースがなく、アルバムに収録されるジャンルを超えた10曲の全貌が昨日初めて公開された。

広大なオーディオランドスケープを旅し、リスナーをあらゆる感情に浸らせる、まさに映画のような、多様でありながらもまとまりのある本作。ビリーは、アルバムを〈曲の家族〉として、初めから終わりまで一貫して聴いてほしいと考えている。これまでの作品の中で最も大胆であり、ローリング・ストーン誌が〈史上最高のアルバム〉と称賛するほどの作品だ。

アルバムのリリースを目前にして、米ニューヨークとロサンゼルスで開催された試聴イベントでは、ブルックリンにあるバークレイ・センターの16,000席すべてが、ロサンゼルスのキア・フォーラムでは13,500席が埋まり、話題になった。

また、本作のフィジカルフォーマットはエコフレンドリーな素材でリリースされ、廃棄物を最小限に抑えて、環境に配慮したできるかぎりリサイクル可能な素材を採用している。

アルバムの制作秘話について、ビリーは次のコメントを寄せた。

制作は2023年の5月から2024年の1月か2月までだったから、それほど長い期間ではなかった。その日はいろいろ悪いことが重なって、制作のために訪れた兄の家で、「音楽を今から作るなんて信じられない」って思っていて、でもその日が「ザ・グレイテスト」を書いた日。そのおかげで残りの曲も書き始めることができた。ブリッジ以外の部分がすべてその日に完成して、アルバムのインスピレーションとコンセプトも完成した日だった。フィニアスと一緒にプロダクションに取り組むのはすごく楽しかった。

また、日本のファンへのメッセージも到着。日本に来る日が待ち遠しくなるコメントで、ますます活躍するビリーの今後に、期待せずにはいられない。

本当に大好きで、みんなに会えるのが楽しみ。みんなの母国に行くのが本当に待ちきれない!　もうすぐ行くから、本当に!　愛しているよ、すぐ会おうね。

さらにここ日本ではアルバムのリリースを記念して、〈#ビリートラック〉が都内を走行することが決定した。詳しいルートやスケジュールなどは、ユニバーサル ミュージック ジャパンのオフィシャルサイトで確認できる。

アルバムからは、収録曲“LUNCH”のミュージックビデオが公開された。さらに、歌詞の日本語字幕が付けられたMVも公開されている。

 

RELEASE INFORMATION

BILLIE EILISH 『HIT ME HARD AND SOFT』 Darkroom／Interscope／ユニバーサル（2024）

洋楽 洋楽ポップ／ロック

■国内盤アルバム
リリース日：2024年5月17日（金）
品番：UICS-1404
封入特典：両面ポスター
先着購入特典：マグネットシート
​価格：2,750円（税込）

配信リンク：https://umj.lnk.to/BE_HMHAS

TRACKLIST
1. SKINNY
2. LUNCH
3. CHIHIRO
4. BIRDS OF A FEATHER
5. WILDFLOWER
6. THE GREATEST
7. L’AMOUR DE MA VIE
8. THE DINER
9. BITTERSUITE
10. BLUE

 

PROFILE: BILLIE EILISH
2001年12月18日生まれ、米国ロサンゼルス在住のシンガーソングライター。2019年にリリースしたデビューアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は英米を含め全世界18の国と地域で1位を獲得。2019年に全世界で最も売れたデビューアルバムとなり、米ビルボードアルバムチャート（Billboard 200）の年間アルバムチャートでは史上最年少で1位に輝いた。彼女の代表曲“bad guy”は全米シングルチャート（Billboard Hot 100）で1位を獲得し、2000年以降に生まれたアーティストとして史上初の偉業を達成。2021年４月にはここ日本でも日本レコード協会のストリーミング認定開始以降、洋楽女性アーティスト初、さらに洋楽史上最速でのプラチナ認定（1億回再生）となった。2020年の第62回グラミー賞で、史上最年少18歳で年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞の主要4部門に加えて合計5部門を受賞。主要4部門の獲得は39年ぶりの史上2人目、最年少、初の女性という偉業を達成。2021年の第63回グラミー賞でも2年連続となる年間最優秀レコードと最優秀映像作品楽曲を受賞。グラミー賞で最も権威がある年間最優秀レコード賞を2年連続で受賞した史上最年少19歳という記録を作った。2021年10月に公開した映画「007／ノー・タイム・トゥ・ダイ」では主題歌“No Time To Die”を最年少で制作、歌唱。同楽曲はビリー初のUKシングルチャートで1位、初の女性シンガーが担当した「007」の主題歌として1位、そして2020年UK発売初週で最も売れた曲に。待望の2ndアルバム『Happier Than Ever』を2021年7月30日に発売。全米・全英含む全15か国で1位を獲得。2023年、映画「バービー」のために書き下ろした楽曲“What Was I Made For?”は第81回ゴールデングローブ賞で最優秀オリジナル楽曲賞（映画部門）、第66回グラミー賞で年間最優秀楽曲、第96回アカデミー賞で歌曲賞を受賞。2024年5月17日、待望の3rdアルバム『HIT ME HARD AND SOFT』をリリース。
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