2018年の『Vibras』以降の数作における派手なコラボや客演で一気に名を広めた感のあるJバルヴィンだが、今作では原点回帰的なレゲトンを主軸にしつつ、ゲストもラテン界隈を中心に固め、改めて地固めをするような内容になっている。先行曲“Gaga”をはじめとするハウス/EDM寄りの楽曲群や、メロウなアフロビーツ“Stoker”に映える甘い美声はやはり魅力的。