2021年9月3日にリリースされた洋楽アルバムの情報をまとめました。Mikikiの注目盤を7作セレクトしています。該当作品からのミュージック・ビデオ、TOWER RECORDS ONLINEの商品ページ、レコチョク、Spotify、Apple Musicのリンクもあわせて掲載していますので、新譜ガイドとしてお役立てください。
ベイビー・キーム(Baby Keem)『the melodic blue』
ケンドリック・ラマ―の従兄弟である気鋭のラッパーが放つメロウで硬派な新作。ケンドリックのほかトラヴィス・スコットらが参加し、強力にバックアップ。
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BABY KEEM 『the melodic blue』 pgLang/Columbia(2021)
デブ・ネヴァー(Deb Never)『Where Have All The Flowers Gone』
スロウタイやブロックハンプトンとのコラボでも知られる新世代アーティストのファースト・アルバム。ジャム・シティら才人を従え、フレッシュなポップを創造。
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J・バルヴィン(J Balvin)『JOSE』
世界的人気を誇るレゲトン・アーティストが自身の本名を冠した5作目。スクリレックスやカリードなど豪華な客演陣を迎え、一層カラフルさを増したラテン・ポップ。
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ケイシー・マスグレイヴス(Kacey Musgraves)『star-crossed』
2019年のグラミー賞を席巻したシンガー・ソングライターによる3年ぶりの新作。ルーツであるカントリーにとらわれず、ポップ・ミュージックとしての強度を追求。
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KACEY MUSGRAVES 『star-crossed』 MCA Nashville/Interscope/ユニバーサル(2021)
ロウ(Low)『HEY WHAT』
スロウコアの草分けであるバンドが前作『Double Negative』に続きBJ・バートンと組んだ新作。実験的でノイジーな音像とゴスペル的な歌が見事な形で融合。
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マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)『The Ultra Vivid Lament』
ウェールズの国民的バンドによる14作目。ディスコ・サウンドに接近しつつも、社会の不平等や権力の腐敗を告発するリベラルな視点は変わらず。
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MANIC STREET PREACHERS 『The Ultra Vivid Lament』 Columbia/ソニー(2021)
パク・ヘジン(박혜진 Park Hye Jin)『Before I Die』
韓国出身のプロデューサーによるファースト・アルバム。この時代に生きる女性が持つ不安や孤独、希望をエレクトロニック・ビートに乗せた私的なムードの作品。
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